2022年1月21日 投稿者: masterad_carpoolmnc

保険を使って包茎治療はできる?使った場合の値段は?

保険が適用されるケース

包茎治療に保険が適用されるかどうかは、症状により異なっています。
自分で包皮をむくことができる仮性包茎の包茎治療は、保険適用外となるのが一般的です。
公的な健康保険は、生活に支障をきたす症状に対する治療にのみ限定されています。

仮性包茎の場合、衛生面に気をつける必要があったり、見た目が気になるといったデメリットはあるものの、その症状が生活に影響を及ぼすことはありません。
このため美容目的の治療という扱いになり、保険は適用されません。

真性包茎は包皮の先端部分が通常よりも非常に狭く、亀頭を露出させることができない症状を指しています。
仮性包茎とは異なり、勃起時にも亀頭が隠れた状態になってしまうため、性交渉に影響を及ぼすリスクがあります。
亀頭包皮炎を引き起こすこともあるため、保険適用内で包茎治療を受けることが可能です。
また包皮輪狭窄型仮性包茎やカントン包茎と呼ばれる症状についても、保険適用となる場合があります。

保険適用内で手術を受けた場合の費用相場

保険適用の包茎治療の値段は、自由診療よりかなり安くなります。
保険により治療費の7割程度がカバーされる形になりますので、経済的な負担を小さく抑えることが可能です。

実際の値段は、症状や治療の内容などによって異なってきます。
真性包茎の場合、包茎治療では環状切開術または背面切開術が行われます。
環状切開術の値段は20400円程度、背面切開術は7400円程度です。
この金額のうち3割を自己負担する形ですので、かなり安い値段だといえます。

保険適用で包茎治療を受けたい場合は、これらの手術に対応しているクリニックを選ぶことが大切です。
対象外の治療を受けると保険が適用されませんので、注意しましょう。

保険適用内の包茎治療には値段が安いというメリットがありますが、見た目に影響が生じる、というデメリット面もあります。
傷跡が残るリスクがありますので、見た目の仕上がりを重視したい場合は、自由診療の治療も検討してみましょう。

まとめ

一言に包茎といってもその症状は様々ですので、一概に保険が適用されるわけではありません。
基本的には真性包茎など、性交渉や健康状態に影響をもたらす症状の治療についてのみ、保険適用内となります。
保険が適用されれば自己負担額がぐっと小さくなりますので、かなり安く済ませることができるでしょう。
ただし対象となる治療方法が限定されていますので、注意が必要です。
包茎治療を受けるなら、費用や仕上がりなど様々な観点から治療方法を比較しましょう。